穴釣りの写真

テントの種類と強風

テントの種類について

キャンプサイトの写真

 夏のキャンプサイトでは、赤や黄色・青色や緑色のカラフルなテントが並んでいるのを良く見かけますよね。白銀の寒さ厳しい季節でも、色鮮やかなテントが張られると、何か華やかな心持になります。わかさぎ釣りに用いるテントは、地域や湖沼の気象条件などで地域差がありますが、以下に紹介するタイプが主流です。

 

 テントにはグラウンドシートが無いものか穴を設けたものが必要です。また、湖上は樹木などの風を遮る物がありません。テントは強風にさらされる事がありますから、何らかの方法で風対策を行わな必要があります。氷には夏のキャンプで用いるようなペグでは刺さり難く保持力も弱いので、ワカサギ用に開発された固定金具などを店頭で見比べたり、販売員の評価などをよく聞いて出かける湖沼に合わせた方がいいでしょう。

 

以下を未読にする為の まとめ

● テントはレンタルすることができる。

● ドーム式やワンタッチ式、キャンプ用テントからの転用はシッカリとペグを打つこと。

● 使い勝手の向上をもくろみ自作を試みるのもよい。

カタツムリ式テント

デンデンムシの写真

 テントを張った状態がカタツムリのように見えるからと言われていますが、語源はわかりません。このタイプのテントは、幅800-900mm程度/長さ1800-2100mm/高さ1100-1300mm位の大きさです。多くの方は農業用の小径ビニールハウス用のパイプを芯にしています。床は12mm程度ベニヤ材、防風には農業用ビニールを用いていて、氷との接地面は不要になったスキー板を取り付けるのが一般的です。

 

 他のテントに比べ天井が低く、幅も狭い形状ですから風上に背を向けた形で設置すると、強い風の中でも安定した釣行が可能です。また、防風のビニールは良く日光を通しますから、寒い日でもお日様が当たれば中はぽかぽかで快適です。ただ、快晴時などでは氷に反射する日光が眩しくて魚信を見つめるには辛い事もあります。そんな時はサングラスをしたり、日光を通さないテント生地に変えてしまうのも良いでしょう。

  

ポイント!

● 低い床のタイプは、足が疲れる。

● 隙間風が入るので、穂先の風よけなどが必要。

● 荷物をテント内に収納できないので、テント外に置いた道具の盗難に注意する。

       

ワンタッチ/キャンプ用テント

ドームテントの写真

 最近の赤城大沼でも見かける様になりました。昔は、沼尻(沼尾川方面)から東方(お土産屋さん街)へ抜ける風の強さから、赤城はカタツムリ型かベニヤ製の小屋が一般的だと考えられていましたが、最近の固定技術の向上や専用テントの性能の高さから利用され始めている様子です。

 

 キャンプ用のテントは優秀な物が多いですよね。縫製やテント生地の丈夫さなどワカサギ釣りには十分すぎる商品も多いと感じています。ロープを引くだけでワンタッチ展開出来るものや組み立てる物など多様な種類がありますが、ワカサギ釣りでは床(ボトム)の生地に穴を設けるか最初から床の無い物がいいでしょう。

   

ポイント!

● 出入口は風下に向ける。

● 気象情報をみて、風裏のポイントを選ぶ。

       

自作の小屋系

小屋の写真

 フィールドでの使い勝手と輸送時にコンパクトになるように様々な工夫を施した物が多い様に見受けられます。ベニヤ板製の壁板を差し込むタイプや、パタパタと折り畳めるもの。高床式や樹脂製のソリに小屋を乗せたものなど様々で、釣りのペースが落ちた時に、気になる小屋を拝見するのも面白いものですね。

 

 さて、地元の小屋愛好家の方々の中には12Vの自動車用バッテリーから暖房(こたつ)や調理器具を稼働させたり、電動のキャタピラを取り付けて自走させたりと、ワカサギ釣りよりも小屋つくりに力を注いでいるのではないかと思う方も過去にはおられましたね。

 

 多くの方は夏から小屋つくりに取り掛かっている方が多いようですね。自分に合った小屋や機能など、小屋を作りながら工作の雰囲気も味わえるのもワカサギ釣りですから、氷上での大漁を思い浮かながら制作してみるのも楽しいでしょう。

 

ポイント!

● 小屋は風の抵抗が大きい。200mmの木工用ビスなどで、スキー板を氷にアンカーする

● 自作時は、床を丈夫に作ること。

● 新雪は曳き歩くのに苦労する、高床にした方がよい。

強風時の撤収

地吹雪の写真

 朝、テントを設置した時はほとんど風が無かったのに、時間の経過と共に風が強くなり、撤収作業が困難になる事もありますよね。設置の時はテントにアンカー(ペグ)を打つ方もおられると思うのですが、強風の中では、先にペグを抜いてしまう撤収方法だと、テントそのものが飛ばされてしまいます。

 

 テントの種類や形状にもよりますが、風下側のアンカーや骨組みから手を付けるといいでしょう。また、アンカーを抜いた後のテントは少しの風でも風に煽られて暴れますから、同行された方に押さえていてもらうなどの協力も必要ですね。赤城大沼は非常に強い風が吹きますから、思わぬケガや事故に遭わないための強風対策と強風下でのテントの撤収には注意をが必要ですね。

 

ポイント!

● 固定に用いたアイススクリューなどは、風下側から外す。

● 可能であるならば、ペグを1本だけ打ったままテントを畳み、終わる寸前抜く。

● 天候を予想し、風裏にあたるポイントで釣る。

       

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