穴釣りの写真

穴釣りに必要な道具

テント/小屋について

テントの写真

 氷上で快適にわかさぎ釣りを行うには、テントや小屋があった方がいいでしょう。もちろんレンタルで間に合う事も多いのですが、本格的にわかさぎ釣りを行うなら、購入した方が安上がりです。

 

 また、ワンタッチ式の物やキャンプ用からの転用の物で機能や機動性に不満がある場合は、群馬県で多く使用されているデンデンムシ型の自作にチャレンジしてみましょう。ホームセンターの木材コーナーや農業/園芸用資材で間に合うことが多いので、自分のスタイルに似合ったテントや小屋を作るのも楽しいでしょう。

 

>> テントの種類と強風について

以下を未読にする為の まとめ

● テントはレンタルすることができる。

● アイスドリルは、刃先が命。

● ランタンとストーブは燃料は統一すること。

● 卓上コンロは結構使える。

アイスドリルについて

穴あけの写真

 頻繁に穴釣りに出掛けるなら、アイスドリルを購入しましょう。以前は1種類しかなかったアイスドリルですが、最近では数社のドリルが販売されているようです。アイスドリルの命は" 切れ刃の鋭さと刃のライン、そして氷に食い込むための取り付け角度 " です。

アイスドリルは、新品時が最もよく切れて使う毎に切れ味が落ちてゆきます。氷に含まれるミネラルや砂粒。時には小石や瓶・缶に刃を当ててしまうこともあるでしょう。切れ味の落ちたドリルの刃先を研ぐのは、私たちのように頻繁に工業用のドリルやエンドミルを研いでいても難しいものです。

 

 できる限り切れ味を長持ちさせるために、湖畔に近く小石や砂粒があると予想される場所や、釣り餌や食べ残しゴミの多い場所は避けた方がいいでしょう。しかし、普通に使っていれば数シーズンは刃が持ちますので過度な心配はいりません。

 

 2003年の1月に、電動ドリルを用いた穴あけ装置を作り実験したことがありました。付属していた予備のバッテリーも使い赤城大沼で約85cmの氷を27-43秒で27個あける事が出来たのですが、新品のドリルを使って手動で穴あけを行った場合の平均は22秒でした。5年間刃を研がず交換もしないで使ってきたドリルは1分以上掛かりましたから、刃の切れ味が重要なことが分かりますね。

 

 さて、最近では電動ドリルに取り付けてアイスドリルを使うことが多いようですが、今現在、体力もあって1日に2-3個の穴あけが苦にならない私としては、高齢で体力がないとかテントをレンタルしている店舗の穴あけサービスでない限り、電動ドリル式は不要なものと思っています。とはいえ、電動ドリルは、テントを固定するペグ(長い木ねじ)にも使えますから、ペグの個数が多いテントを使われている方などには便利なアイテムだと思います。。

 

ポイント!

● アイスドリルの命は刃先。大事に扱いましょう

● 新品のアイスドリルなら電動ドリルは不要。短時間に数十個も穴をあけるなら必要かもしれない。

● もし、電動ドリルを購入するなら、14-36Vのものを選ぶ。電圧が高い方がいい仕事をする。

● インパクトドライバーはNG。ドリルモードがあるならOK。

       

氷だし用網杓子

網杓子の写真

 穴あけ後の氷を書き出す網杓子は必要です。出掛ける先の氷が何センチあるかを事前に調べて、網杓子の柄を長くしておくといいでしょう。ただし、氷や雪は水に浮くものですから、穴あけから仕掛けを投入する間に浮き上がってきた氷をかきだすといいでしょう。

 

 柄の長さが25cm程度しかなくても、穴の中の水をかき回して氷を浮かせれば、十分に氷を除去することが可能です。

   

ポイント!

● 網目の大きさは2-4mm程度でOK。重要なのは網目より網のすくう部分と柄の接続強度。

● 強度のない網杓子では、穴の周囲に積もった氷を熊手のように掻き均していけない。

       

ランタン/照明機器

ranntannの写真

 氷上で行うわかさぎ釣りでは、早朝の明かりとりと暖房を兼ねてランタンが用いられています。ランタンは発熱量も大きい事から、ベンチレーター(ランタンの最上部のカバー)を改造して、小さなケトルでお湯を沸かしたり焼き網を乗せて餅やウィンナーを焼いている方もいるようですね。

  

 ランタンは燃料の種類によってと特徴があるのですが、燃料の費用が最も安いのは灯油タイプの物です。これは調理用のシンブルストーブにも通じますので、以下のストーブとあわせてお読みください。主なランタンの燃料は、ガス・灯油・ホワイトガソリンを用いるのが一般的ですが、低温での着火性やランタン本体の大きさを考えると、ガスやホワイトガソリンのものがいいでしょう。

 

 私は灯油式のシーアンカーランタンとバタフライランタンをアユの解禁の前夜祭やキャンプなどで使用していたので、そのまま 氷上のワカサギ釣りに使用してみたのですが、小さなテントでは高さ50cmもある大きなランタンは邪魔ですし500cpの大光量と発熱は強すぎです。そして、事前に灯油をガス化するプレヒートという儀式が必要な事から、今ではガス式のテーブルランタンを利用しています。テントの中でも邪魔にならず、着火も容易です。

 

ポイント!

● ランタンは、ガス/ホワイトガソリンの商品が、着火にかかる時間が短くて良い。

● 大光量のランタンは不向き。

● ランタンに暖を求めるなら、メインランタン程度の大きさが必要。

カセットコンロ/シングルバーナー

コンロの写真

 調理を行う為のバーナーやコンロ類も、ランタンと同じように燃料によって特徴があります。お湯を沸かす程度であれば、固形燃料やアルコールストーブでもいいでしょうし、ランタンも使用するのであれば燃料を同一の物に揃えると管理が楽でいいでしょう。また、ホワイトガソリンやガスランタンのベンチレータをケトルや小さな鍋が乗るように改造して、温めたり焼いたり出来るようにしても便利ですね。

 

 灯油式のシングルバーナー(マナスル)は風に弱く時々消えてしまいう事があります。強風でテントが煽られた時、テント内の空気が急激に動くため(蝋燭を吹き消す感じ?)で、突然消えたバーナーからはモクモクと灯油の蒸気が噴き出しますから、すぐに着火しないと『ジェネレーターが冷えてプレヒートからやり直す』事となってしまいます。私は、数回の釣行でワカサギ釣りでは使わないようになってしまいました。今では卓上コンロを多用しています。

   

 ランタンがなく、照明にはLEDランプなどを用いている方には、家庭用のカセット式コンロが良いでしょう。着火は早いし火力も強い。あっという間にテント内の温度も上がります。朝から夕方まで中火の弱火で暖房に用いると1日に2本程カセットボンベが必要になるでしょうか。また、ガスボンベの温度には注意が必要です。車からポイントまでの移動で冷えきってしまうと着火しないので、ボンベを冷やさない工夫が必要です。

 

ポイント!

● ランタンと燃料の同じものを用いる。

● マナスルは風に弱く、強風時の空振で消えてしまう。

● カセットボンベは冷やさないこと。

       

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