ある日の一言(2005年1月〜)

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内容紹介

ある日に起こった出来事、感じたことを一言書きます。楽しみにしててください。


12月18日
 今年も残りわずかになってきた。今年はどんな年だったか。振り返ってみると、マサキは小学生になり最初は学校に行くときにお腹が痛いと言って、登校拒否をしたこともあったが、今は元気に楽しく通っている。12月6日で7歳になった。

 ショウヤは昨年にもまして、一段とはっきりと話ができるようになった。毎日見ていて日増しに子供らしくなっていく。子供らしいという言い方は変だが、今まで単純な行動や話し方しかできなかったのが、いろいろと物事を考えることができるようになり、複雑な行動や話し方ができるようになった。自己主張もかなりする。しつけの基準として3歳までにしっかりとすべきだと言われているが、何となく分かる気もする(何となくしか分からないのだが)。

 ところで自分はどうだったのだろう。今年1年を振り返っていろいろと反省することが多い。今年の初めに、これをやろう、あれもやろうと考えていたけど、出来てないことがたくさんある。一昔前は毎年毎年過ぎていくのをそんなに深く考えてなかった、年齢を重ねていくと、考え方が変わってくる。自分の長所、短所がはっきりと分かるようになってくるからかもしれない。長所は伸ばして、短所は変えていくようにしなければという気が起こってくる。充実した日々を過ごしていくには1日1日を目標に向かって過ごしていくのがいいのだろう。ただ、言うは易く行うは難しである。人間的に未熟な自分をいかに向上させていくかは一生の課題である。
12月4日
 先週サイパンに行ってきました。3日間と短期間だったが天候にも恵まれて充実した休日を過ごすことができた。昨年NOVAのレベルアップコンテストで受賞したとき副賞として旅行券をもらったので、それを使いサイパンに行くことにした。本当はオーストラリアやニュージーランド、イギリスなどもう少し遠いところに行きたかったけど、3日間しか休日がなかったし、長時間のフライトだとショウヤもキツイので近場のサイパンに行くことにした。今の時期は値段がけっこう安くなっていて大人でも4万円代で行けるのだ(往復のフライト代とホテル代、送迎代がついているのだ)。

 成田空港まではマイカーで行き、タイムズの駐車場に預けた。2泊3日で3千円もかからない。おまけに車は洗車してくれるのだ。成田空港での集合時間が8時30だったので朝6時前に家を出て、タイムズに着いたのが7時前ぐらいとかなり早い時間に到着した。そこからタイムズの小型のバスにスーツケースを運び入れて、成田空港まで送ってもらう。空港まで行く途中に検問があり、パスポートのチェックがある。それを含めて10分ほどで空港に到着する。空港はあまり人がいなくて閑散としていた。

 飛行機の出発が10時30分だったのでそれまで空港内で朝食を取り、ぶらぶらと歩いていた。カメラをマサキに渡すとあらゆるものを取り始めた。「おいおいサイパンに行ってからたくさん取ってくれよ!」。空港内で亀とアルマジローを発見! ワシントン条約で取引を禁止されている動物だ。


次にマサキが見つけたのがいろんな国の飛行機だ。「あれはどこの飛行機だろう。これからどこに行くんだろう。」

 成田の話題で少し書きすぎたかな。サイパンの話題を書かなくては・・・。飛行機はほぼ予定通りに離陸して、サイパンには現地時間の午後2時30分頃に到着した。天候は晴れだ。気温は30度弱、湿度は80%ぐらいと蒸し暑い。日本の真夏だ。いや、真夏よりも日差しが強い。俺たちはすぐに半そでになった。それから大型のバスに乗り込み20分ほどかけてホテルに到着した。ホテルはハファダイビーチというところだ。ホテルの従業員は親切で日本のホテルに宿泊するのと同じ感覚だ。たいていのホテルは日本語の話せる従業員がいる。おまけに宿泊しているのがほとんどアジア系の人だ。特に日本人、韓国人、そして中国人が多くいた。


 その日の夜はサンドキャッスルというディナー付きのマジックショーを見た。本格的な舞台マジックで効果音やスモークでミュージカル風にマジックが次々に進められていく。我々の目は舞台の上に釘づけだ。すると突然マジシャンがやってきてマサキが舞台の上に上げられた。そして、テーブルの上に寝かされたのだ。そのテーブルの足をマジシャンが1本づつ取っていき、全部の足を取ってもマサキは落ちることなく空中に浮かんでいる。「す、すごいな、マサキ。」 マサキは緊張することなくマジシャンの言われるまま操られている。全て英語で進行されていて本人も分かってないが、マジシャンの言われるままに動き、観客が爆笑するシーンもあった。マサキはステージが終わるとTシャツをもらって帰ってきた。「おもしろかったぞ、すごかったぞ。空中に浮いているのはどんな感じだった?」マサキは「よく分からなかったけど、おもしろかったよ」。

 他のマジックでは美女がトラになったり、大型の水槽の中に沈められたマジシャンが瞬間的に抜け出たり、それから妻も舞台の上に引っ張られてマジックに参加して楽しんでいた。また再び観客席に降りてきたマジシャンが目の前でいろいろなマジックをしてくれた。空のビール瓶の中に王冠を入れたり、お客さんから借りた指輪を目の前で消して、ポケットの中に入っているキーケースの金属のリングに通っていたりと本当に楽しませてもらった。トランプのマジックでは一番前の席だったのでトランプの裏側が見えているにもかかわらず全然そのタネが分からなかった。さすがプロだ。

 マサキもショウヤもスタッフに話しかけられて訳の分からない英語を真似しながらしゃべっていた。とりあえず話すのが大切だ、これが子供が早く上達する理由なのだ。さすが子供は順応性が早いな。

 

 翌日も天気が良くて絶好のプール日和だった。俺たちはホテルのプールでず〜と泳いでいた。またプールの横が、すぐに海だったのでシュノーケルをつけてもぐることにした。海は思ったよりきれいではなかったが、多くの熱帯魚を近くで見ることができた。前回行ったときは離島まで行ったので海は透明できれいだったし熱帯魚の餌付けもできたけど、サイパン島はそれほどきれいではなかった。ただ日本の海と比べると透明度は全然違う。海の底まで透けて見える。

 その日の夕方マサキと一緒に近くのホテルのスライダー(滑り台)があるプールにでかけた。ツアー客はコンチャカードというフリーパスがあってバスに乗り放題なのだ。俺たちはそのプールで8回もスライダーで滑るハメになった。マサキのスライダー好きには本当に参ったよ。サイパンに行く前からスライダーを楽しみにしていたからな。帰りのホテル行きのバスでは俺もマサキもぐっすり眠ってしまって危うく乗り過ごすところだった。

 

さて、サイパン最終日となった。朝食は近くのカフェでパンを食べた。飛行機は夕方の5時30分出発だったのでそれまで妻とマサキは買い物をすることに、ショウヤはバスに乗りたいと言い出して、俺はショウヤと、ぶらりとバス旅行に出掛けることにした。バス旅行といっても20分ほど乗るだけだ。降りたところは超大型のショッピングストアーだ。特に買うものもないから周囲をぶらぶらしようとしていたけど、日差しが強すぎで暑い暑い。本当に暑い。40度ぐらいあるんじゃないかというぐらい暑い。

 そこでペットボトルの水だけを買いに中に入った。ストアーの中は日本とガラリと変わっており、はるか数十メートル上まで商品が置いてある。「いったいどうやって取るのだろう?」 20mぐらい高いところに100インチぐらいのプラズマテレビが並べてある。「す、すごいな! クレーンを使って降ろすのかな?」 写真を取れなかったのが残念だ。

 それからホテルに戻ったあと、バスで空港に移動した。そこでの荷物の検査がすごく厳しい。俺たちは1時間30分ぐらい並んで待たされて結局飛行機の出発時間のあと10分とせまったときに終了した。出国の手続きをすると、空港スタッフが待っており、搭乗ゲートまで電気自動車で移動した。結局、免税店に立ち寄る時間はなかった。

 飛行機は全員が乗り込むまで出発せずに待っており、結局40分送れて離陸した。機内の免税品カタログで土産を購入して、成田空港には予定より20分ほど遅れて到着した。入国審査が終わり、成田空港の外に出たのは夜の8時30分を過ぎていた。それからタイムズに連絡をして駐車場まで小型バスで移動して、マイカーに乗り換えて高速を飛ばして家に帰ってきた。家に着いたのは10時を過ぎていた。いや、疲れたね。疲れたけど充実した3日間だったよ。妻もマサキもショウヤも楽しめたみたいだ。

11月20日
 少し前にディズニーランドに行ってきました。土曜日は天気が悪かったので日曜日に行ったのだ。多少は人が少ないのかなと期待してたけど、さすがディズニーランド、やっぱり人が多い。人、人、人だらけだ。人気のアトラクションは数時間待ち状態でみんな並んで待っている。けどファストパスを取るとほとんど並ばずにアトラクションを楽しむことができるので、マサキはそれを利用してビックサンダーマウンテンに3回も乗っていた。3回目は一人で列に並んで乗っていた。マサキはジェットコースター狂かもしれない。ショウヤも休日のディズニーランドを大いに楽しんでいた。


11月12日
 カブトムシの幼虫がかなり大きくなりました。数えると39匹もいました。すごいぞ!すごすぎる。こんなにたくさんの幼虫が生まれるなんて!カブトムシのブリーダーにでもなろうかなぁ。もしくはカブトムシの生態を論文として書いて発表するか。もしかしたら昆虫学の国際会議なんかもあって、世界中のカブトムシの生態を発表していたりして・・・。ファーブル昆虫記なんて昔読んだことがあるけど、カブトムシの生態はおそらく昔の学者が徹底的に研究しつくしているだろうな。

 しかしこうやって写真で見ると、うじゃ、うじゃいて気持ち悪いな。


11月6日
 またしばらく書けなかったな。名古屋の国際会議でのプレゼンは大丈夫だった。しかし欲を言えば、内容をもっと充実させたかったよ。あとの反省点は、質問対策をしっかりとしないと駄目だな。プレゼンするだけなら、原稿を覚えれば誰でもできるし、練習を十分にやれば上手に話すこともできる。しかし、質問は前もって十分に準備しておくか、発表内容を深く考えてないと、明確な回答ができない。

 この前もいくつか質問があり、回答はしたが、後から考えると明確な言い方がもっとできたのでは、と反省してしまう。どんな質問がくるか分からないから、発表内容を十分に考えないとダメだ。あと中国人からも質問があったが、中国語英語は本当に聞き取りにくい。前からそれは感じていたが、今回初めて中国人から質問があり実感した。とりあえず会議では、「あなたは○○を聞いているのですね」 というふうに一回ごとに確認をとって話し、質問者も納得してくれた。しかし中国人とはこれからも話をする機会があるからなんとかしなくては・・・。

 俺は昨年からあることを考えていた。今NOVAで英語を勉強しているが、他の言語も習いたいということだ。考えていたのが、ドイツ語か中国語だった。そこで俺は今回の国際会議のこともあり、中国語を習うことを決めた。決めたら行動は早い。すぐに俺は中国語のレベルチェックを受けて第一回目のレッスンを受けた。


バンケットではトランペットを吹くロボットが実演してたので記念撮影。これは万博で活躍していたロボットだ。

 中国語は全然分からない。漢字を使うから書いてもらうと分かるのだが、発音がすごく難しい。おまけに中国語は直接先生とレッスンするのではなく、テレビの画面を通して会話をするから、先生の話していることが理解できないと、誰に言っているのか全く分からない。最初は俺に話しているのに全然分からなかった。それでも40分間同じことを繰り返しレッスンしていると、何となく理解できるようになった。もちろんクラスは一番レベルが低い超初心者クラスだ。さて中国語も頑張って勉強していきましょうか。
10月15日
 とうとう最後のオスのカブトムシが死んでしまった。残念だ・・・。しかしかなり長生きしたな。やっぱり家の中で飼っていたから、暖かくて長生きしたのかな。カブトムシの寿命の最高記録なんてあるのだろうか?ギネスブックに載ってるとか。そんなの聞いたことないけど。もしあったとしたらどれぐらいだろう?気になるな。

 来週名古屋で英語のプレゼンがあるのだ。本当かよ、大変だよな、まぁ、NOVAに行っているから大丈夫だろ? など簡単に言うけど、そんなに簡単じゃない。今度で3回目の国際会議だからある程度の要領はつかめているが、パワーポイントでの資料作成、スピーチの原稿準備、発表の練習などかなりの時間を要する。昨日もNOVAでスピーチの内容とパワーポイントの内容をチェックしてもらった。けどまだ納得ができない。おそらく発表のギリギリまで修正し続けるだろう。
10月10日
 我が家のカブトムシは、一匹まだ生きているのだ。すごいな!おまけに幼虫も卵から順調にかえっていて多分20〜30匹ぐらいはいるだろう。この幼虫をいかに大きくするかが次の仕事だ。
 それと、最近マサキが多摩川でカニを捕まえてきた。カニなんて飼うことができるのか? 今までカニなんて飼ったことがないからな。そう思っていたが、妻が小石をケースに入れて、水を入れて、餌も買ってきてカニの世話をしている。これまで2週間以上たっているけどまだ元気に生きている。餌を食べるときは、はさみを器用に使って食べている。これもまたすごいな。見ていると妻はときどき、水を替えてケースを洗っている。これもまたまたすごいな(虫のきらいな妻が・・・)。マサキは結局見ているだけだ。

 先週からNOVAでビジネス英語を習い始めた。週1回、4ヶ月間のショートコースだ。ただ別のNOVAのスクールに行かなければならないのが大変だ。おまけに授業の開始は7時30分だから少し早めに会社を出なければならない。最近英語も伸び悩んでいるから少し自分に負荷をかけないとダメだと思い受講することにした。ビジネス英語は前もって予習をしていかないとはっきりいってついていけない。

 そもそもこのビジネス英語を習い始めた理由は、開講先のスクールのマネージャから欠員が出たと連絡が今のスクールにあったからだ。それも俺の名前を指名してきたそうだ。いったいどういうことだと俺はよく分からなかったが、理由を聞くと、2年ほど前、俺は英語の能力を短期間で上げなければと、気合を入れて毎日NOVAに行っていた(まわりからはひんしゅくをかっていたが)。ちょうとそのときのマネージャが、その開講先のNOVAのマネージャだったのだ。その頃もビジネスを受けたことがある。おまけに、昨年レベルアップコンテストで受賞したこともあり、覚えていたみたいだ。俺は受講するかどうか悩んだ。

 テキストを見せてもらうと、以前受講したビジネス英語とは違い、テキストのレベルは上がっていた(当然だろう)。しかし内容はすごくおもしろく、各会社(ケンタッキーフライドチキン、ジョンソン&ジョンソン等)のこれまでに社内で起こった問題、ここまで大きくなった要因などを取り上げているのだ。こりゃ、なかなか勉強になるぞ。テキストを見たとき俺は思った。受講者のレベルを聞くと、俺のレベルと同じ人が2人、更に上の人が1人とのこと。ようし、やるぞ、決めた! このコースはレベル4以上が受講対象だから、もしかしたらメンバーによってはついていけないかも、と思っていたが、同じレベルの人が2人もいるならついていけそうだ。がんばってやろう。
9月23日
 今日から3連休だ。さて何をしよう。今年初めての3連休だから何か充実した休日にしたいのだが・・・。しかし何の計画もない。そうそう、自分の行っている会社は基本的に祝日は出勤なのだ。だから3連休も年に2回しかない(今月と来月だけなのだ。もちろん、5月のゴールデンウィーク、お盆、年末年始の休日はあるのだが)。ただ連休だと、どこに行っても混むだろう。マサキに聞くと、遊園地に連れて行ってほしいと言っている。今日はまだ天気はいいけど、明日と明後日は雨が降るんじゃないのか? それなら家でゴロゴロしてるか。俺は久しぶりに釣りに行きたいんだけどな。さて、この連休は何をしよう。
9月17日
 先週行ったマレーシアの写真です。最初はペナン島の写真です。ペナン島はクアラルンプールから北北西の方向にあり、飛行機で40分程で行けます。島内は観光と工業が発展しており、多くの中国人がそれらの経営権を握っているそうです。一般的にマレー人の月収は3万円と日本人に比べるとかなり安い。ただホテルの食事、飲み物は日本的に言えば金額は普通で(マレー人にとっては高い)、ビール一杯が16リンギット(日本円で480円ぐらい)だった。ホテルの外で飲むとかなり安いのだろう。基本的に辛い食べ物が多く、トムヤムクンのようなスープに麺が入ったのがあり、辛いのは日本人の口には合わない。しかし、多くの種類の食事があるため、そういう辛いものを除けば、かなりおいしいものもある。日本で食べるよりおいしいものも中にはあるのだ。


 気温は、暑い。はっきり言って暑い。蒸し暑さは少ないけど、日差しはかなり強い。だから日中はあまり外を歩きたくないし、歩いている人もあまり見かけない。熱帯性の気候で雨が多いそうだ。ちょうど今の時期は雨季にあたっているそうだが、俺が行っている間は一度も雨が降らなかった。木や草は独特で、雨が多いせいか、あるいは気候のせいか分からないが、一つ一つの部品の大きさがでかいのだ。この葉っぱの大きさ、けっこうでかいでしょう。



 これはクアラルンプールの中心街の光景だ。マレーシアはボルネオ島のような密林地帯があるかと思えば、クアラルンプールのように近代的な都市もある。ここクアラルンプールには世界で最大の高さを誇るツインタワー(452m)が建っているのだ。どうです、でかいでしょう。

  
9月10日
 マレーシア出張のため、パスポートの更新をしたのだが、最低6日(土日を除く)かかると言われた。火曜日に申請したから結局できあがるのが翌週の火曜日になる。社内でも飛行機の予約、ホテルの手配、先方への連絡があるので、パスポートが火曜日に出来上がると仮定して予定を組んだ。結局、飛行機は日本航空にして水曜日の昼に出発し、土曜日の朝に帰ってくる便で予約を取ってもらった。本当にうまくいくのかなぁ。本当に予定通りパスポートは出来上がってくるのかな?俺は不安に思いながらマレーシアでの仕事の計画を立てた。

 俺の不安に反して、パスポートは予定通り火曜日に発行された。そして翌日の水曜日に出発した。クアラルンプールで乗り換えてペナン島に無事に着きホテルに入った。ちょうどホテルにはマレーシアの首相が会議で来るとのことで、警察か軍隊か分からないが制服姿のマレー人がうろうろして、物々しい雰囲気であった。俺はそんな物々しさとは関係なく、予定通り仕事をこなして最終日の金曜日を迎えた。帰国の便は夜の8時過ぎにペナン島を出発するのである。

 6時過ぎにペナン空港に着くと、搭乗する予定の飛行機が1時間20分ほど遅れて飛ぶことが分かった。このままいくとクアラルンプールで乗り換える時間は30分もない。国内線から国際線に乗り換えなければならないから、まずはカウンタで搭乗券を出してもらい、そして出国審査をして、電車で出発ロビーまで移動しなければならない。多分搭乗はぎりぎりになるだろう。そこで俺はマレーシア航空の人に前もって連絡をして国際線に乗れるかどうかの確認を取った。すると多分間に合うだろうとのことであった。

 前もって連絡したかいがあって、ペナンから出発した後、しばらくたってスチュワーデスがやってきて座席を前方のあいているビジネスシートに移動させてくれた。ラッキー。ところがである。飛行機を降りると何か分からないけど、成田行きのカードを持った係の人が待っており、残念ながら飛行機の時間には間に合わないと言うのだ。俺は急いだら絶対に間に合うと思っていたから、いろいろと聞いたが、もう時間がないとのことで、日本航空の国際線も許可してくれない(待ってくれない)とのことであった。今まで準備を周到にしていたのが不発に終わってしまい残念だった。それより飛行機に間に合わないと、いったいどうなるのか?格安航空券だから新たに券を購入しなければならないのか? こういうケースは俺にとって初めてだった。結局、そこで待っていると7人が集まった。

 マレーシア航空が遅れたためにこのような結果になったのだ。けど日本航空の飛行機も少しぐらい待ってくれてもいいのに。俺は次第に腹がたっていった。係の人が言うには、明日の同じ便で出発してもらうとのことだった。え〜、ちょっとまてよ。明日の同じ便ということは22時35分に出発ということだ。それまでいったい俺たちはどうするんだ! もう少し早く帰れないのか! それだと結局日曜日の朝に帰ることになる。俺としては土曜日に帰って、少しでも仕事の疲れを癒したいと思っていた。

 そこで、係の人に、もっと早い便に変えてもらうよう交渉したが、日本航空の成田便はこれ1つしかないとの理由で断られてしまった。当然、その日の宿は飛行機会社が全部もってくれた。翌日俺は不安ながらチェックインをして、グランドホステスに文句を並べたが日本航空の職員は誰もおらず、マレーシア航空の職員が俺の文句を半分無視しながら聞いていた。相手からの反応が薄い。俺の英語の文句が悪いのか、言い方がストレート過ぎるのか?結局、同時刻の飛行機に乗って日曜日(今日)の朝に成田に着いた。本当に疲れた〜。今日はゆっくり休むぞ〜。

 ところが、家に帰ると、妻からカブトムシのケースに大量の虫が発生しているとのことだった。今でも虫がうじゃうじゃいるそうだ。とほほ、今日はカブトムシの土を交換するか。それと虫退治をしなくては・・・。おまけに、掃除機の中にも虫が大量発生したとのことで、妻はそれを発見して昨日掃除機を全部水洗いしたそうだ。先週俺はカブトムシのケース周辺の掃除をして、掃除機で土を吸い取ったのだ。それが掃除機の中で虫が大量発生した原因だった。もしかすると家の中に大量の虫がいるのかも。大きさは1mm以下だからよく見ないと分からないのだが。妻は不満一杯だ。毎年カブトムシを飼うといろいろ問題が発生するが今回はうじ虫のようなダニが大量発生した。さて、今からもう一度土を入れ替えて、掃除をするか。

 昨日の夜にマレーシアを出発して、今日朝6時30分に着いて俺は少し寝不足である。飛行機の中は狭いので体が固くて痛かった。もう当分の間は飛行機は乗りたくない。あと海外に行くなら仕事ではなく観光で行きたいもんだ。

そういえば1つ喜びがあった。カブトムシの卵が幼虫に変わっていた。2匹見つけた。うれしいけど、また幼虫の世話が大変だな・・・。
 
9月3日
 カブトムシの卵がなんと、60個を越えて70個近くまでなった。このままいくと100個ぐらいは産みそうだ。しかし世話が大変で、先週は家に帰ってきて、えさをあげて、卵を探す作業をしていて、気が付いたら12時を超えていた。しばらくは大変な日々が続くな。

 来週仕事でマレーシアのペナン島に行くことが決定した。マレーシアには10数年前に一度だけ行ったことがあるが、ジャングルが多くサソリが売られていたり、街中に怪しいヘビ使いがいたりと楽しそうな?国である。けど仕事でいくからあまりのんびりと行けそうな状態ではない。前回の米国もそうだったけど、けっこうハードなスケジュールを組んでいくのだ。心配事はいろいろあるけど気合を入れて行ってくるか。英語のしゃべりはまだまだ十分とは言えないけど、NOVAで継続して勉強しているかいがあるというものだ。ま、まてよ、マレーシアの国語は、なんだっけ、マレー語か。けど、英語もほとんど通じると、本には書いてある。ようしそれなら英語を頑張ってしゃべってくるか。そういえば、俺のパスポートが来年の2月に切れるんだけど、残り5ヶ月と少ししかない。大丈夫かな・・・・。や、やばいぞ、マレーシアの入国の条件にパスポートの残存期間が6ヶ月となっている。本当かよ。いったいどうしよう。とりあえず急いで更新をしなくては・・・。本当にマレーシアに行けるのかな?
8月27日
 マサキは妻の実家で楽しく過ごしていた。ポケモンパーク、愛知万博、プールなどいろんなところに連れて行ってもらったらしく大変喜んでいた。「また行きたいな〜」。
 三重の実家に帰ったらカブトムシがたくさんいた。父がときどき取りにいったみたいで20匹ぐらいいる。ただ、くわがたはオスとメスがそれぞれ1匹づつだけだ。家に帰ると早速2つのケースに分けた。翌日チェックすると何と白い小さな卵を発見したのだ。「おっ、たまごがあるぞ〜」。マサキもショウヤも大喜びだ。俺は別のケースにクヌギを入れて、卵だけを移動させた。その翌日チェックするとまたまた卵を発見した。結局昨日までに見つけた卵は10個を超えていた。もしかすると、またカブトムシの幼虫が生まれ、さなぎになるかも。ということは来年にかけてまたまたカブトムシの世話をし続けなくてならない。・・・。
8月7日
 明日からマサキだけ名古屋の妻の実家に行く。マサキ一人だけで新幹線に乗せて行かせようと思ったときもあったが、まだ無理だろう。結局、妻の母がこちらまできてくれて、連れていってくれることになった。マサキにとって初めて一人でする外泊だ。少し心配なこともあるが、まぁ大丈夫だろう。

 最近地震がめっきり多い。昨日の夜中も震度3の地震があったし、先週、福島に出張で行っていたときも地震が起こった。首都圏地震の前触れだろうか、それとも東北地震でもあるのだろうか?
7月31日
 先週、1週間の出張で福島まで行ってきた。最悪なことにちょうど台風と重なった、近くに阿武隈川があり、これまでに一度、川の水が堤防を越えて工場に流れこんできて、浸水したことがある。昨年も橋の下まであと1mというところまで水がせまってきたことがあったそうだ。今年は特に問題なく台風が過ぎていって良かった。天災は怖いな。気をつけないと。そういえば、少しまえ、子供たちと公園で遊んでいると、突然地面が揺れ始めた。その瞬間、鳩がいっせいに飛び立った。そして、地面がガタガタと大揺れして、今まで体験したことがないような地震が起こった。公園の中の大きな木が一斉にザワッと揺れて、子供たちが大声で騒ぎ始めた。すごい地震だ。俺はマンションが倒れるのではないかとあたりを見渡した。地震はあっというまに終わった。びっくりした。本当にすごい地震だった。後から分かったが俺たちのところは震度5弱だったそうだ。そりゃ、でかいはずだ!天災には本当に気をつけよう。
7月16日
 この前の続きを・・・。
 結局、倒れた先輩はタクシーで帰ってきた。本人いわく。このままだと病院に泊まるようにと、言われるので、もう大丈夫だということを医者に言ったとのこと。本当に大丈夫なのか〜。まてよ、他人ごとではなく、自分はどうなんだよ。昨年胃にポリープがいっぱいできていたけど、最近、ときどき胃が痛むときがあるからな。気をつけなくては。食べ物で胃が痛くなることは多分ないと思う。アルコールの飲みすぎと、仕事でできるのかもしれない(医者が言っていたのだが)。自分は性格的にストレスがたまるタイプじゃないと思ってるんだが、おそらく体にはたまっているような気がする。夜中に目が覚めると、仕事のことが気になって眠れなくなるときがある。朝の朝礼で話をする前日など、話す内容をキッチリ作らないと気がすまないタイプだから、朝礼の講師が近づいてくると気になってしょうがない。
 10月に国際会議があるが、その論文がパスした。完全にはパスしてないが、一部修正しなければならない、しかし、とりあえず合格した。審査にパスし、国際会議で発表することができ、学術誌に掲載されることが決定した。非常にうれしいことだが、1つの悩みの種でもあり。ストレスの元が増えたことになる。

 最近出張がめっきり増えた。今度久しぶりに長期の出張がある。5日間の泊り込みだが、仕事がスムーズにはかどるか気になる。また、しばらく家をあけるから家庭も気になる。工場で現場の人たちと一緒に作業をしていくのだが、現状より良い方法にするため、作業者に改善を促し、懸命に説得するのだが・・・。しかし人はなかなか変わらないものだ。長年ある方法でやっていると、体に染み付いているから、なかなか変わらないのだ。しかし変わらないと会社は衰退していく。人も衰退していく。

 いろいろ考えることが多い。人生苦なり。四苦八苦。そういえば、この前、朝礼で話した内容が「苦」についてだった。苦は自分の周りに常にあり、1つの苦を乗り越えても、また次に別の苦がやってくる。その苦を乗り越えてもまた次に苦がある。そうすると、自分の周りには常に苦があるということになるのだが、考え方を変えることで、苦を苦と思わなくなるのではないか。つまり、自分の周りに苦があると、考えることで、苦を、苦しいと感じにくくなるのではないか・・・。みたいなことを10分ぐらい話した。けっこう朝礼の内容は、良いことを言っていることがあるので、問題のない範囲でまたHPに書いていこう。ただ、朝礼は毎朝あって、受けてるほうはかなり苦痛なのだ。
7月9日
 この前会社で先輩が倒れた。数人で椅子に座り普通に話をしていたら、N氏は頭が痛いと手で押さえ始めた。1分ぐらいず〜と頭を押さえていたが、N氏はたまに、「頭が痛い、腰が痛い、足がしびれる」と言うから俺は、「ほんとに痛いですか!」と少しちゃらけて言ったが、反応がない。他のやつらが、「大丈夫ですか?」と言っても、・・・・無言だ。何かやばいんじゃないか? ということで、上司をよんで大騒ぎになりはじめた。すると、N氏は今度は心臓が痛いらしく、「うっ」と言って胸をおさえはじめた。これはかなりやばい雰囲気だ!それから救急車をよんで、どたばた騒ぎが始まった。すぐに救急車は到着し、上司と同僚が一緒に乗って行った。その後、俺たちは心配で、会社に残ってその結果がどうなるのか待っていた。その日はN氏も含めてどこかでみんなで飲みに行こうと考えていたが、それどころではなくなった。俺たちは近くの99ショップで食べものを買ってみんなで雑談をしながらその結果を待っていた。すると、ドアの外にうっすらと人影が見えた。どうみてもN氏に見える。「うわぁ、でた! ま、まさか・・・」。

 
6月26日
 子供に小遣いを与えるべきか、与えなくてもよいか、小学1年生は小遣いが必要か、必要でないか。難しい問題だなぁ。何年か前、子供がいないときには、そんな問題で悩むなんて考えてもいなかったよ。また、子供が大きくなったら、「そんなこと悩むことじゃないよ」と思うかもしれないが、今の俺たちにとっては問題だ。お金の価値が分からない子供に、お金を渡すことはいいのか、悪いのか。

 お金を渡し、お菓子を買うことで、お金の価値を勉強することができるかもしれない。また、ものの買い方が分かるかもしれない。しかし、いつも定期的にお金を渡すのは、本当にいいことなのか? 一度お金を渡すと、次も、「駄菓子屋に行くからお金ちょうだい」と言ってくる。これは明らかだ。子供が、「100円ちょうだい」と言ってきたとき、「100円なんて多すぎる。50円で十分だろう」と言うと、子供は必ず「友達は100円もってるよ。50円だったら、ジュースしか買えないよ!」と言ったりする。

他の友達はみんな100円持ってるのに本人はお小遣いがもらえない、もしくは50円しかもらえなかったらどうする? 100円を渡すべきか、渡すべきでないか?どうだろう。

 結局、子供は欲望がつきない。土曜日に50円もらって駄菓子屋でいろいろ買ったにもかかわらず、次の日曜日にも、またお金を要求する。しかし子供に欲望があるというのは、言い方がおかしくて、大人にももちろんある。親としては家庭教育として子供をしっかりしつけていかないといけない。自分の言ったことをすぐに親が聞いてくれると思うような子供はよくないと思う。子供の要求が、良いことであればいいのだが、単なるわがままであれば、その欲望をすぐにかなえるのは、決して良い親とは言えない。子供のことを考えると、やっぱり、小遣いは渡さないほうがいいのだろうか。うん、考えれば、考えるほど悩むなぁ。

 しかしよくよく考えてみると50円を渡すか、100円を渡すか、あるいは渡さないか、なんかちっぽけなことで悩んでいるな、と考えてしまう。まぁ、考えるのが面倒くさいから、どれでもいいや、なんて思ってしまったら、やっぱり親としてはダメなのである。実はこの答えはまだ出ていない。結局今は50円を週1日の割合で与えている。

 子供に小遣いをいくら与えるかの問題は、これからず〜と続くだろう。子供の要求に対して、どう対処するのか、その都度、子供のことを聞いたり、聞かなかったりして、我慢強い子供を育てていかないといけないと思う。結局大人も同じことが言えると思う。どういうことかというと、自分の給与収入がいくらあるから、どれぐらい毎月使っていいか、だいたい検討がつく。これが、自分はこれが欲しいから買う。今どうしてもこれが食べたいから買う、などと言っていたら毎月の収入以上に出費がかさんで、赤字になってしまう。欲しいものを我慢することは子供の頃から鍛えていかないと大人になってから苦労するのは目に見えているのだ。しかし欲望をプラス方向に働かせることもできる。例えば、少し話が飛ぶが、我々人類は便利な道具を求めて、新しい科学技術を開発している。より生活が楽に、より快適になるために、技術を追い求めている。こう考えると、欲望というのはないとダメだが、あってもダメということになる。ある程度、良い欲望と悪い欲望に部類わけができてくるんだと思う。

 自分が会社で勉強しているのは、私利私欲の欲望はダメで、他の為に行う欲望は善である。これを説明するのは難しいので、また機会があるときに書くが、いづれにせよ我々人間は必ず欲望があり、その欲望を抑えながら生活しているのは確かである。
6月12日
 休日は、マサキはいつも元気で朝から外に遊びに行く。友達から電話がかかってきたり、電話をかけたりして、朝から出かけていくのだ。出かける前に、妻が、「昼になったらご飯を食べに戻っておいでよ」と、声をかけるが、まず戻ってこない。そして帰りの時間も4時、5時に帰ってきなさいと、約束するのだが、帰ってくるのは5時30であったり、6時であったりと、約束の時間にはまず戻ってこない(戻るときもあるが・・・)。

 夕方の時間が少し遅くなる程度ならまだいいが、昼飯も食べずにいったいどこに遊びにいっているのやら。親としてはしっかりと子供の遊び場所、内容を把握しておかないといけない。外で悪いことをやってないか、他の人に迷惑をかけてないか、車には気をつけているのか、悪い友達と遊んでないか、帰ってくるのが遅くなると、事件に巻き込まれてないかも心配になる。親ばかだなぁ、と思ってしまうが、遊びに行く前には必ず、これらのことをしっかりと言っている。我々の住んでいる地区は川崎の中で一番犯罪率が高いのだ。おまけに交通量も多い。俺の子供の頃はどうだったんだろう。確か、親から、車に気をつけろ、悪いことはするな、などなど言われた記憶があるが・・・、今思うと親の気持ちが本当に良く分かる。

 先週もマサキは朝からでかけていった。帰ってきたのは夕方の5時30過ぎだった。昼飯は友達の家でいただいたそうだ。「な、なに、この前も友達のところで食べたと言ってたからなぁ。おまけに友達のお母さんに、100円ももらっただと! おい、おい、マサキよ。こづかいをもらうのはダメだ。ぜったいにダメだ。それとお昼になったら、ぜったいに戻ってこいよ! ご飯を食べに戻ってこいよ。」 俺はマサキを怒った。妻もいつも怒っているが言うことをあまり聞かない。外にでかけたら鉄砲玉のように戻ってきやしない。戻ってくるときは、友達と駄菓子屋に行くのに、小遣いがほしいときだ。「マサキよ、まだ一年生なんだから、小遣いなんていらないんだよ!」

 以前にもあったのだが、友達はお金をもっているから、マサキはおごってもらっているとのこと。「な、な、なに、おごってもらうだと、小学一年生の分際で何を言ってんだ。」 俺たちはマサキに小遣いを渡すかどうかを悩んだ。初めて友達と戻ってきて、小遣いをせびってきたとき、俺は大声で怒鳴った。「こら、マサキ、お金をくれだと! お金は簡単に手に入るもんじゃないんだぞ。パパとママが汗水流して働いたお金なんだぞ。駄菓子屋なんて行かなくていいんだよ! 子供は元気に外で遊んでこい!」 マサキは半べそをかきながら友達と遊びに行った。そして後から聞くと、友達におごってもらったとのことだった。俺は唖然とした。友達はみんな小遣いをもらっていて、当たり前のように駄菓子屋に行っているのだ。俺はマサキに小遣いをあげたことがなかったから、その日は友達から、小遣いをもらうように言われたようだった。しかし、そんなことは知らない俺は、我が家の規則(勝手に作ったのだが)、「小学一年生には小遣いはない」を貫いていた。
 つづきはまた書きます。
6月5日
 5/26〜29にアメリカのケンタッキー州に仕事で行ってきた。行きと帰りの飛行機が違っていて、俺としてはおもしろかったが、2泊4日のハードな旅であった。帰りなんて、宿泊先のホテルを出て、ほぼ24時間後に家に着いた。いやぁ、疲れたなぁ。

 飛行機のチケットは会社で取ってくれて、スケジュールもいつのまにか決まっていたのだが、土日がほぼ帰国の日に割り当てられていたのは悲しかった。なんにせよ、アメリカ出張は出発の直前に決定したので、大慌てでチケットを探したそうである。行きは、日本航空で成田からシカゴまで移動し、そこからUSエアーウェイズでナッシュビルというところまで行った。帰りはナッシュビルからデトロイトまでノースウェスト、またデトロイトから成田もノースウェストであった。

 俺の仕事は、通訳と、技術説明であった。仕事の内容はいいとして、上司の言葉を通訳して相手に伝える作業だが・・・。これは意外にできるのだ。単語が分からなくても、他の言葉を使って話すのだが、驚くべきことにこれは問題がなかった。これで英語で話すことに関しては多少は自信がついた。ところが、相手の話す言葉があまり理解できないのだ。つまり俺の聞き取り能力が低いのだ。単語をあまり覚えてないというのもあると思うが、相手の言葉が6〜7割ぐらいしか分からない。俺は逆に相手の言葉が6、7割ぐらい分かれば十分だろうという気持ちが少しはあった。ところが、これは致命的な問題だったのだ。

 相手が言った言葉で、俺の分からない言葉が入っていたならば、それがもしも重要なキーとなるような言葉であったならば、次に相手がそのキーの言葉を使って、更に説明してくると、全く分からなくなってしまうのだ。更に相手がつっこんで話をしてくると、チンプンカンプン。もちろんもう一度説明をしてくれとお願いはするのだが、何度聞いても分からない単語は分からない。理解できないものは理解できない。相手も他の言葉に置き換えて説明をしてくれるのだが、それである程度は理解できるようになる。そこがビジネス英語の難しいところだと思った。今回の出張で思ったのは、ビジネス英語を成功させるには相手の言うことは9割は理解できないとダメだと思った。

 ただ、相手の人と食事をしたときの日常会話は別である。日常会話はビジネス会話と大いに違い、くだけた話で、自分の意見を簡単に言えて、6、7割の理解でも十分に会話が成り立つ。6、7割の理解ができると相手が大体何を言ったのかは推測ができるので、ビジネス英語と違い、専門用語のない日常会話では大丈夫だった。そこで安心しているとダメで、よく聞くと細かい部分が実際は聞き取れてないのだ。そのことがはっきり分かることを体験した。

 昨日初めてTOFELの試験を受けた。TOFELというのは、ヒアリング、文法、長文、文書作成の4つから成り立っているのだが、ヒアリングのテストがまったくダメだった。コンピュータでテストをするので、テストが終わった直後に点数が出てくるのだが、恥ずかしくて言えないぐらいの低い点数であった。3年も英会話を勉強しているのに、まだまだ不十分だった。海外に留学するならば、このテストはほぼ満点を取らなければならないのだ。更に勉強しなくては・・・。
 
ケンタッキ州は畑や牧場が多くて見渡す限り麦畑が広がっているところもあった。もちろん、マクドナルドはどこにでもある。ちなみにケンタッキーフライドチキンの店もあったが、ケンタッキー州で最初に店ができたわけではないそうだ。

5月21日
 来週いきなり仕事でアメリカに行くことが決まった。上司に随行するわけだが、俺の役目は通訳がメイン?技術説明? 詳細は分からないが、あまり自信がないなぁ。しかし3年前だったら俺が仕事で英語を使うなんて考えられなかったよ。とりあえずNOVAに地道に通っているかいがあったというものだ。ようし、アメリカ英語を堪能してくるぞ! ただ、アメリカ出張に3泊4日で行くのはきついな(ハハハ・・・)。片道17時間かかるらしいよ(ハハハ・・・)。

残念なのは、小学校の運動会と重なることだ。前から楽しみにしてたんだけど、まさか、出張と重なるとは・・・。普通は秋に運動会をやるのだが、今年は小学校の創立50周年ということで、記念行事を秋に行うのだそうだ。だから運動会を今の時期に早めたらしい。マサキの話によると、マサキは足が速いからリレーの選手に選ばれたそうだ(俺に似てなくて良かったよ)。自称学年No1だってよ。おいおい、ほんとうか?それなら、なおさら見たくなったよ。まてよ、学年No1といっても、2クラスだけしかないだろう。・・・。いやいや、それでも親バカの俺としては、本当にうれしいよ。

まてよ、”我が家のビデオカメラは長時間録画できないのだー”。いただきものの骨董品だから。この前卒園式を撮ってたら、途中でストップしてしまったのだ。どうしよう!
5月15日
 小学校に通いはじめたマサキだが、最近はあまり学校が楽しくないらしい。それは学校が勉強をするところだということに気がついたからだ。入学した頃は、心機一転で「学校が楽しい、勉強がおもしろい」と言っていたのが、最近はどうも違うのだ。俺がマサキに、「学校はどうだ? おもしろいか?」と聞くと、マサキは、「おもしろくない」。そこで俺が「何でおもしろくないんだよ!」。マサキは、「だって、滑り台がないんだもん〜」。俺はおもわず笑ってしまった。保育園の延長で学校に行ってるから、保育園と学校の大きな違いが分からずにマサキは通っているということになる。学年が上がるうちに学校は勉強するところだということが何となく分かってくるんだと思う。

 学校が終わると、校内にある”ワクワク”という施設に行く。そこは働いている親たちの為に、子供を夕方まで預かってくれるのだ。そこで18時まで、みんなと遊んだり勉強したりして過ごして、その後、妻が迎えに行くのだ。その時にショウヤも一緒に迎えに行く。”ワクワク”というのは以前は川崎市が運営していたそうだが、今は、市からの委託を受けて、専門の人たちが半分ボランティアで、子供たちの面倒を見てくれているそうだ。だから我々に費用の負担はなく、唯一おやつ代だけがいるのだ。子供たちは”ワクワク”で、ドッチボールをしたり、英会話を楽しんだり(外人がきてくれるそうだ)、一輪車をしたり、校庭にある遊戯で遊んだりしているそうだが、本人のやる気に任せているみたいで、せっかく準備してくれている遊びも、やる気のない子供たちにとっては、全く無意味だそうだ(強制的に運動をやらせたり勉強させたりするわけではないらしい)。

 マサキに話を聞くと、英会話は参加しないし、一輪車は女の子がやっているから、入る隙間がないらしい。俺なんて今、英会話にわざわざお金を払って行っているのに、なんてもったいないことをしてるんだ! マサキに、「何で英会話をやらないんだよ」、と言っても「英語きらいだもん」と、全くその気が無い。よくよく考えてみると、俺も中学生の頃とか英語が大嫌いで全く勉強しなくて、後から勉強をした記憶があるから、まぁ必要になったらやるか、とも思うし、後から無駄なことをさせない為に、親が強制的にやらせた方がよいとも考えられるし、判断が難しいな。俺の場合は、今必要性があるから、英会話にいってるわけだが、本当に必要になったら自分から進んでやるだろう。いや、自分から進んでやるように育てていかなけばならない。おそらく、マサキにとって、「今、何でそんなのやらなきゃならないんだろう」、と思っているのは間違いない。

 少し前のことだが、マサキが朝お腹がいたいと、騒いでいたときがあった。いつも朝起きると、グズグズしていて機嫌が悪い。妻が一度や二度起こしても、熟睡していてなかなか起きない、目が覚めても、大声で妻に反発していて、ダラダラとして何もやろうとしない。たまたま俺が出勤前でいたので、朝から怒鳴ったら、大声で泣き始めて、更にお腹が痛いと、その場でうずくまってしまった。その日は結局、学校まで行ったものの、マサキはお腹が痛くて、腹を押さえていて、校門のところから、なかなか、中に入ろうとしなかった。いつも朝は、妻がショウヤを保育園へ連れて行くのだが、そのときに、マサキも一緒に学校に連れていく。その日は朝から調子が悪くて、学校にようやく入ったと思ったら、走って戻ってきて、「今日はお腹が痛いから、学校に行くのはやめる〜」と、言ったらしい。おいおい早速登校拒否かよ!結局、その日は妻も仕事を休んで、マサキも学校を休んで病院へ行った。腹痛の薬をもらったが、おそらくその日は俺が朝から怒ったから、精神的なところがかなり影響して、腹痛を増幅させたんだと思う。多分朝起きたときに少しはお腹が痛かったのかもしれないが、俺が怒った為、マサキは気分的にお腹が更に痛くなったように感じたんだと思う。やっぱ子育ては大変だ!

 翌日も朝起きると、マサキはお腹が痛いと訴えていた。俺は前日のことがあるから、特に怒らずに、その様子を見ていて、「学校にちゃんと行けよ!」とだけ言った。妻がショウヤと一緒にマサキを学校まで連れていくと、校門のところに担任の先生が立って待ってくれていた。その日は無事に学校に行くことができた。マサキは少し前からお腹が痛いと訴えていたから、担任の先生にも連絡帳を通じて、言ってあり、それからはしばらく気をつけて見ていてくれたみたいだ。入学してまもないから、まだ学校に慣れてないこともあるからお腹が痛くなったのでは、というのが担任の先生の話で、時々こういうケースもあるそうだ。とりあえずGWあけの今は元気に通っている。ただ朝だけはいつも弱く、なかなか起きてこない。マサキの初めての登校拒否でした。
5月8日
 釣りの続報です。GWには結局、5月4、5日もわずかの時間で釣りにでかけた。だけど、ショウヤを連れて行ったのが大間違いだった。ものの30分も経たないうちに、ショウヤが、「パパ、帰ろうよ、ママのところに帰りたいよ。寒いよ。」と連発してきた。俺は、「おいおい、今きたばかりだろう。」と言っても全然だめで、その日は風がすごく強かったので、釣れないだろうと思いこみ、帰ることに決めた。すると、他の釣り人が帰り際に声をかけてきた、「どうだ釣れてるか〜」、俺は、「今きたばかりだからまだだよ」と言うと、その釣り人は、「カレイが釣れたからもってくか」。マサキとショウヤは大喜びでカレイをもらったのだ。もちろん俺も大喜びだ。今の時期はカレイやアナゴなどがよく釣れているらしい。おや、まてよ、アナゴ! 俺が昨日釣ったのはアナゴだ。なんだ海へびではなかったんだ。ようし、食べることができるぞ!

  

さて、次の日、まだたっぷりとえさ(イソメ)が残ってるのでふたたび釣りにいくことにした。午前中ず〜といたが、結局釣れたのは小さなハゼであった。まぁ、いいか。そうだ、俺にはまだまだ後の仕事が残っていたんだ。釣った魚をさばかなくてはならない。

   

まずはアナゴから・・・。俺は初めて長いものをさばくのだ。子供の頃、時々父親とうなぎ取りにでかけて、よく父が生きたうなぎをさばいているのを見ていたが、自分でやるのは初めてだ。生きているときは、くねくね動き回るから、頭にキリを打ち込んでさばいているのを見たけど、もう死んでいるからさばきやすい。

    

ハゼとカレイもはらわたを取って・・・。全部まとめて、小麦粉をつけて油で揚げてやる。うわぁ、うまそうだ。マサキはよだれをたらして、待っている。「パパ、まだなの〜?」
 できた天ぷらをそのまま何もつけずに「パク、パク、パク」。いやぁ、やっぱり自分で釣った魚はうまいなぁ。カレイは最後に2度揚げをして、結局、頭から尻尾まで全てをたいらげてしまった。ようしまた釣りに行くぞ!

  

5月2日
 ようやくGWに入った! 5月1日〜5日まで連休があるが、まだ仕事が残っていた。国際会議に出す論文が間に合わなくて、NOVAで文法チェック、修正を繰り返してようやく今日の午前中に郵送することができた。これでのんびりとGWを満喫することができるよ。さて、何しよう?そうだな・・・。今年はまだ釣りに行ってないから、海釣りに行こう。

 いつもの川崎港に到着したが、人が少ない。朝から降っていた雨もやんで暖かい。絶好の釣り日和だ。ようし、気合を入れて釣るぞ〜、と思って釣り糸を垂らしたものの1時間経っても、2時間経っても全然反応がない。3時間経ったころ、反応があった。「おや、何かひっかかったぞ」。俺は一気に引き上げた。するとなんとヘビが釣れたのだ。「うゎ、何だこりゃ」。海ヘビか?いや、ウツボか?、いや、うなぎか?よく分からない。俺は触るのがいやだったから、クーラーボックスに入れて釣り糸を切った。「こりゃ、いったい何だろう?」食べれるのか食べれないのか?インターネットで調べたけど分からなかった。


4月17日
 また久しぶりの更新となってしまった。このままいくと、「ある日の一言」ではなくて、「ある月の一言」になってしまう・・・。やばいぞ〜。まめに書かなくては。
 そういえば、マサキが小学校に行き始めて10日あまりが経つが、学校が楽しいそうだ。よかった。それと学校が終わった後に、校内の「わくわく」という施設で、夕方まで預かってもらっているのだが、そこでもたくさんの友達がいて楽しいそうだ。よかった〜。共働きの親の為にいろいろと施設が整っているのだが、本当は家に親がいて子供の帰りを待っているのがいいんだろうけど・・・。
 最近の小学生の人数を知ってますか? 今の小学生は人数が本当に少なく、1年生は2クラスしかないのだ。1クラス26人だから、1年生全員で50人程しかいないのだ。どう、本当に少ないでしょう。2年生はなんと1クラスしかない。いや〜、驚きだな。ただ、近くに小学校がたくさんあるから分散しているのかもしれないけど、それにしても少ない。やっぱ少子化の世の中だ。
3月6日
 この1ヶ月間更新できなかった。週末が特に忙しかったわけでもないが、気づいたら更新せずに1ヶ月もたっていた。月日がたつのは本当に早いな。そうそう、この4月からマサキは小学校に上がるのだ。早いもんだなぁ。確かこのHPを作り始めたのがマサキが産まれてすぐだったんだよな。
 前回、ここで書いた結果がいくつか出た。
 国際会議に出席するために出したアブストラクトは、かろうじでパスした。次は6ページ程度の英語論文を作成しなければ。しかし、今回のアブストラクトは内容が薄いかもしれない。委員会での審議の結果、これから出す論文を提出して、そこで更に審議をする、とのコメントがあったから、英文、内容ともしっかりと考えないと合格しないかもしれない。やばいなぁ。とにかく頑張ろう!
 俺の胃の中にポリープがうようよしているのが見つかったのだが、精密検査の結果、胃がんではないことが分かった。とりあえず良かった。ポリープの状態は5段階であらわすことができて、俺の場合は、良性のポリープで1番目であった。これが5番目だと、がんになるのだ。しばらくは、胃壁を回復する薬と、胃酸を抑える薬を飲まなければならない。俺は今まで晩飯を食べる時間が遅く、だいたい夜10時30分過ぎだったので、これからは食事の時間を早く取るように、帰りが遅くなるときは外食にすることにしたのだ。それと今まで朝飯も食べてなかったのだが、これも毎日きっちり食べるようにしている。
 会社にMBAを取りたいと申請した。俺は、妻子にも相談して、会社を2年間休職して海外でMBAを取りたいと大きな決意をして申請したのだ。これは会社のトップにも話がいき、トップ、役員で会議が行われたそうだが、結果は2年間の休職は厳しいとのことであった(当然かもしれないが)。また会議で技術者の俺が本当にMBAが必要なのか、という話も出たそうだ。最終的な結論として、はっきりとしたことは決まらなかった、とのことだった。ただ、俺がMBAを取得するのに協力してくれるとのことであった。これから、MBAを海外で取ることができるのか、日本で取れるのか、どうなるか分からないが、しっかりとやっていきたい。俺にとって、MBAの取得は、博士号の次の大きな目標だ。もちろん、海外で取るならば、TOFELは高得点が必要だし、GMATという分けの分からないテスト(数学+英語力のテスト)もハイスコアが必要だ。その為の準備も必要だし。その準備の為に学校で勉強しないといけないかもしれない。また、健康診断書も出さなければならないので、ポリープも直さないといけない。今のままでは試験で通っても健康診断書で不合格になってしまう。これらの勉強はもちろん仕事外での時間に行うのだ。こういう目標ができると自分の体にパワーがみなぎってくる気がする。さて、とにもかくにも英語力、特に文法力をつけてTOFELで高得点を目指さねば。
2月7日
1月はあわただしく過ぎていった。今年の10月に名古屋で開催される国際会議のためにアブストラクトを作成しNOVAでチェックをしてもらい提出した。さて結果はどうだか。MBAの勉強を行うため、会社に申請を出した。さて結果はどうだか。会社の二次健診にひっかかって、胃カメラを飲んで精密検査をした。そしたらポリープと胃潰瘍が発見された。ポリープなんでポツポツといたるところにできて気持ち悪い。胃潰瘍とは、胃の内壁に出血(小さな出血がポツポツとある)があることで、俺は初めて見た。そして一番大きなポリープの先端を取って検査を受けることになった。さて結果はどうだか。先生から一言、「仕事かなりきついでしょう。この赤い出血のポツポツはストレスからきてるんだよ」。俺としては、「いえ、全然平気です」と、言いたかったのだが、先生のパワーに負けて、「はい、大変です」と、答えた。俺の心はストレスがたまらないけど、どうも体にはたまっているみだいだな。
 
 昨年のNOVAのレベルアップコンテストの紹介用雑誌NOVACITY特別号が発刊されました。


 
 

1月17日
早く今年のバージョンの「ある日の一言」を作らねば・・・。もう1月中旬になってしまった・・・。
1月5日付けの産経新聞、夕刊フジにNOVAの授賞式のことが載ってました。NOVA雑誌の1月号に写真つきでかっこよく掲載されてました。

  

1月3日
今年も普通の家をどうかよろしくお願いします。

年末年始は自分と妻の実家(三重と名古屋)に帰ってました。食べすぎ、飲みすぎで胃はオーバーヒートです。さて、今年はどんな年になるか。楽しみだな。 

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