衝動買いした楽器

1.Practice Chanter
 エジンバラのB&Bを出てまもなくのところで、ウィンドウの中に笛のようなものを見つけた。
 店全体を見てみると、どうやら、バグパイプの修理店らしかった。
 中に入り、その笛のことを尋ねたら、Practice Chanterという笛で、バグパイプの練習に用いるもので、演奏楽器としても使えると教えてくれた。
  試しに、少し吹かせてもらったが、リードキャップ楽器特有のビービーという音で、練習すれば、吹けそうな気がした。
 しかし、店員の人が、マーチ風の曲を演奏してみせてくれたが、ものすごく速く動かす指を見ていると、これは難しそうに思った。
 プラスチック製と木製があったが、価格がさほど違わないので、木製のを買うことにした。
 教則本もあったが、吹けるかどうかも分からないし、高かったので、運指表だけを貰った。

 エジンバラ城前の通りで、別なバグパイプを扱っている店を見つけ、中に入った。
 観光地の店だけあって、バグパイプのCDや教則本、楽器が飾ってあった。Practice Chanterのプラスチック製は置いてあった。
 店員が、バグパイプの試奏をしていたが、ドローン管の威力はすさまじく、Practice Chanterだけとは比べものにならないくらい迫力があった。
 手ごろな教則本があったので、やはり買っておいた方が良いと思い、買ってきた。
 

Practice Chanter
リードの部分


購入してきたPractice Chanterについては、こちらを参照。


2.ゲムスホルン

Early Music Shop社ショールームで所用を済ませた後、少し時間があったので店内を見渡した時に、ゲムスホルンを見つけた。
以前、ゲムホルンソロによる中世のゆったりした曲の演奏を聴いたことがあり、いかにも中世的な音が気に入っていた。
ウインドウの中には、ソプラノ、アルト、テナーが置いてあった。どれが良いのか分からないので、よく出るタイプを尋ねたら、アルト(F管)だというので、
アルトを買うことにした。価格はVATを除くと、¥3万円くらいだった。
VAT: 付加価値税、外国人が買い物をした場合、空港で申請すると戻ってくる。

Gemshorn Alto

購入してきたGemshornについては、こちらを参照。