ごあいさつ
 この度は数あるサイトの中から、熊谷ガラス工房にお越しくださりありがとうございます。

当工房は、2002年8月8日に[熊谷ガラス工房&Canari]としてOPENしました。
Canariとはガラス工房に併設しているガラスSHOPです。建物外壁の黄色にちなみ、カナリアからCanariになりました。
SHOPの内装や外壁、ガラス溶解炉、その他可能な限りの範囲を家族の手で仕上げ、文字通りの手作り工房です。

これまでに、鳩ヶ谷市の生涯学習や小・中学校の校外学習などで、吹きガラス体験教室を実施し、一般の人々にもガラス工芸の楽しさと可能性を知っていただけるように、微力ながら地域に根ざした活動を心掛けてきました。

熊谷ガラス工房 :目標
 ガラス制作を通して個々の日常生活を豊かにし自己表現のお手伝いをする。
 ガラス文化の広報活動。
 地域社会への貢献。

おかげさまで当工房は今年でオープンから6年になります。
そこで、今後の目標を考えてみました。
これからもよろしくお願いいたします。

生徒さん紹介&コメント

このページ開設までの経緯はこちら→ 

末吉さん
ガラスを始めて2年目、毎月2回楽しく通っています。
短い時間で最大限のことを教えてくださり、また好き放題させてくださる、
というなんとも素敵な工房です。
先生の話術にハマりながら(?)ガラスと格闘する日々です。

K .Sさん:私の目標

「基本を身につけたい。」の一言につきます。
まだまだ”猫に小判”状態でガラスに接しています。
姿勢や手の動きなど、思い通りにいかないのがもどかしいです。
そんな所を、その場で指摘してその対応を考え、私にあった方法で指導してもらえるのは、マンツーマンの良さだけでなく、熊谷先生だからだと思います。
そして何回も言われ、頭では理解しているはずなのに今日も体が、手が勝手に反応して・・・・・(TT)

とみおか さん

「私がこの工房に通いだしてから早三年が経ちました。最近は原点に立ち返り、文字通りピカピカなガラス作りに重要な、基礎技術の底上げに取り組んでいます。
種とり、肉周り、温度調整、紙リング、そしてジャックの持ち方や、さおの回し方などのタイミングやリズム等々、熊谷先生には、地味な作業を根気強く繰り返しご指導いただいております。
これら一連の所作の習熟度は、ガラス本来の輝きや美しさなど、最終的な仕上がりに正直に表れてしまいます。
この工房の特徴は、なんといっても、熊谷先生による生徒それぞれのレベルに応じた、フレキシブルできめ細かな直接指導だと思います。楽しみながらガラスを作りたい人にはもちろんのこと、趣味で終わらせたくない人や、ワンランク上を目差す人まで適切に指導をしてくださいます。他の生徒さんのコメントにもあるように熊谷先生の人柄と確かな技術が、この工房のかけがえのない財産であるといえます。」


丸山さん

熊谷先生のガラス工房に通いはじめて、夏は二回目を迎えます。
窓際においてあるガラスの器は初夏の日差しを吸い込み、まぶしく輝きつい見とれてしまいます。
半年前に作った器。
やっぱりガラスは夏にお似合い!と思いつつも・・・・
冬の朝、銀色の日の光を浴びて穏やかにたたずむ姿がお気に入りだったこともふと、思い出されました。

吹きガラスを始めた頃は出来上がる作品のひとつひとつを並べて楽しんでいたのに、いつの間にか数が増えて全部を並べておくことが難しくなり棚の中へ、箱の中へと仕舞い込まれてしまった器達のことがふいに頭をよぎり、ある衝動にかられました。
「今日は久しぶりに出来る限りのガラスを並べてみよう!」

一年に一回のお雛様に再会するようなわくわく感で一つずつ器を並べていきます。
作ったその時、その時の気持ちまでも器と一緒に、並んでいくようで時が経つのも忘れてしまい、いつしか太陽は真上に昇っていました。
静かにお行儀良く並んでいる器達をのぞき込むと私の顔がそれぞれのガラスの表面に映し出されていました。
それを眺めているうちに、なんだか逆に器達が私に何かを語りかけているような不思議な気持ちになり器達にこう、答えました。「これからも一つ一つ大切に作っていこう。」

透明なガラスに色をつけたり絵や柄を彫ったりと今、自分がやってみたいガラスの世界を楽しみながら制作を続け、いつかまた、まるで形の日記を見るように、器を並べて、時を越え自分自身の世界に浸ってみたいと思っています。


ありがとうございます。

今のところ4人の生徒さんからコメントをいただきました。
それぞれのガラスに対する関わり方や感じ方が伝わって来ます。

もっと色んな活用法を考えていきたいと思っています。

生徒さん作品の写真をポートフォーリオとして残したり、
日常風景の一部となっている自分のガラスを一枚の絵画として眺めてみたり、
午後の日差しを受けて光の反射と影のコントラストが移っていく様子をファインダー越しで観察したり・・・

そういった作業で
自分自身のライフスタイルそのものを見直すきっかけになることを願っています。




ガラス関連おすすめ情報



吹きガラス教室に通う、田崎さんのブログ「手でモノを創る」http://fioletta.at.webry.info/

吹きガラス教室の他に金工、木工、靴作りなどの教室の様子と作業工程を写真と共に丁寧に解説されています。
これを読むと、他のジャンルの物作りにもチャレンジしたくなります。

<抜粋>
宙吹きガラス 3/9(金)

 宙吹きガラス、というのは、、今更ナンですが、、宙で吹くから宙吹きガラスなんです。
つまり長い金属製の吹き竿の先に溶けたガラスを巻き取ってそこに息をプ〜〜っと吹き
込んで膨らます、と言えばなんか簡単そうですが、、これがおいそれと行かないんです、
なぜ??? 何がそんなにむつかしいの?

まず、熱さ、この熱さの非日常性、1200度という普段経験する事の無い温度、顔が熱い、
手が焼けそう、、そんな中でガラスは垂れ、しぼみ、縮み、歪む、、、
>>>続きはこちらhttp://fioletta.at.webry.info/200703/article_5.html

ajico (アジコ)さんのサイトhttp://applejuice.lomo.jp/index.htmlです。
まさに、吹きガラスを通じて日常生活を豊かにするという当工房の目標そのままを実践している
お手本のようなサイトです。
ajikoさんのサイトを見て、ガラスを始めた方もいるほどです。

益々の活躍を期待しています。

潟香[カス 発行 女子カメラ vol.2
p60にajico (アジコ)さんのガラス&写真が掲載されました。

詳しくは彼女のblog
をご覧ください。


紙りんは何を使っていますか?
最近は新聞紙の再生比率がどんどん高まり、以前に比べるとすぐベシャベシャになってしまったり、紙カスが付きやすくなったりと、何かと不便になって来ています。

三徳ガラス工業のバッチ袋に使われている紙を調べてみると、以外とがっしりした質感の紙だったので、ちょっと試しに使ってみました。
滑りは悪くないようです。
焼ける時に、新聞とは違う匂いがしますが・・・

試した方、感想お待ちしています。

ちょっといい話
生徒さんの多くは毎日パソコンの前で仕事というオフィスワーカーです。
電磁波の悪影響や目の疲れ、肩こり冷え性などなど、様々な職業病に悩まされています。

先日、生徒さんの1人が首が回らない程、深刻な状況で教室にやって来て・・・・
「今日の授業はちょっと無理かも??」
なんて言っていたのですが、2時間の吹きガラス制作後にはみごとに復活!!!
血のめぐりが良くなることで上記のような症状が改善されるようです。

確かに、窯からは遠赤外線が出ているので、岩盤浴と同じような効果があるのかもしれません。
ガラスセラピーなんて治療法が確立される日が来たらいいですねー。

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