職人のこだわり(レディースジャケット)@
職人さん不在のためしばらくお休みします。
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写真のジャケットはお直し加工前です。 大幅なサイズ変更をします。 肩幅 → 1.5cmづつ 計3cm 身幅 → 全体で15cm小さく 裾のキリカエフリル → 10cm小さく 袖丈 → 7cm短くします。 |
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加工するにあたり 必要な部分を慎重に取り外します。 このジャケットは高級ブランド品で、各縫代に パイピング加工(縫代の端を裏地でくるむ)を 施しています。その部分も取り外して 後で再現します。 時間のかかる作業でしたが、 高級ブランドの名を汚さぬ用、入魂です。 ![]() |
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お直し加工後のジャケットです。 かなり小さくなっているのが見て取れますでしょうか? おおまかに3サイズほどダウンしました。 小柄なお客様でしたが、出来上がりには大変 ご満足頂ました。 職人も満足!! |
職人のこだわり(メンズジャケット)@
職人さん不在のためしばらくお休みします。
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メンズジャケットの袖丈を肩で2.5p短くします。 写真は袖付けを取外してあります。 |
メンズジャケットの袖付けは、襟同様 繊細な部分で職人の腕次第で良くも悪くもなります。 |
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袖山パターンをそのままに慎重に 下へ繰り下げていきます。 裏地も同様。 |
印どうりにカットしていきます。(緊張の瞬間です。) | ![]() |
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袖丈を袖付けで短くする場合には、身頃側のアームホール を小さくするか、袖幅を元パターンに合わせて調整する 必要があります。袖付け側での詰め寸法は、2.5cm位まで になっているのは、こういう理由があったからです。(なっとく) |
身頃側の状態です。 | ![]() |
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ここからが職人技です。 元どうりの位置に慎重に縫い付けます。 |
付いていた逝綿も元どうり縫い付けます。 |
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完璧な出来上がりです。(こだわりの職人も満足) 加工料金はこちら。 |
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ムートンのコートの肩幅詰めを頼まれました。 しかもリバーシブルです。 通常、毛皮専門のお直し屋さんで直します。 難しいお直しですが、職人魂で入魂です。 |
革同士を毛皮用の特殊ミシンで 継ぎ合わせています。 |
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まずは袖付けを取り外します。 もう後には引けません。(^-^;) |
3cm詰めなので、それ合わせて革の部分のみ 慎重にカットします。(緊張) |
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肩幅を片側で3cm詰めるには、、身頃側を詰めて調整する 必要があります。脇線を外してカットします。 |
ここからが職人技です。 慎重に縫い合わせていきます。 分厚い毛皮をズレ無いように縫い合わせるのは 熟練した職人にしか出来ない技です。 どうでしょうか? 完璧に仕上がっています。(・・・満足) 料金は 8000円 |
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