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ごあいさつ

 

 子供に英語を教える仕事をしたい。しかも、大手英語教室のフランチャイズではなく、私らしい教え方で、生徒さん一人一人としっかり向き合える小さな教室を自宅で開きたい・・・そう思ってカリキュラムや教材研究を始めました。

 

 以前、ほんの少しの間勤めていた大手子供英会話教室で行っていたのは、歌にゲーム、工作や色塗り中心の“楽しく英語で遊ぶ”レッスンでした。でもそれではせっかく通っていてもなかなか本物の英語力が身につきません。「もっといい教え方、教材はないのだろうか???うわべだけの英語力(自己紹介やあいさつ、単語や文型を覚える等)ではなく、英語を丸ごと理解し英語で考える“英語の基礎力”をつけさせるにはどうしたらいいのか・・・。ゲームや工作、色塗りに時間を割く“楽しいお遊びレッスン”ではなく、本物の生きた英語が根付くレッスンとは???」 ・・・ そんなことを考え、様々な教材を見比べたり、児童英語教師向けのセミナーに参加したりしてみました。

 

 そんな時、中村敦孔先生の『赤ちゃんからの英語レッスン』という本に出会いました。「英語絵本100冊を暗唱して、英語を英語のまま理解し考える“英語の核”をつくる」という方法に大変感銘を受け、「この方法なら楽しみながら長く英語を学習でき、本物の英語力が身につくに違いない!」と思いました。本の中で、中村先生がお2人の娘さんに実践された5年間(以上)の過程が詳しく書かれておりとても参考になりました。

 その後、アメリカの学校で移民の子供たちに絵本を通して英語を教えているリーパーすみ子さんの『えほんで楽しむ英語の世界』を読み、読み聞かせの楽しさ、大切さをしりました。

 そして、色々な絵本に出会ううちに、私自身が英語絵本の魅力にどっぷりはまってしまいました。英語絵本の色彩の美しさ、rhymes(韻)の心地よさ、本のメッセージなど、「この素晴らしさを多くの親子に届けたい!」・・・そう思うようになりました。

 

 英語絵本での学習は、長い目でゆっくりゴールを目指していくやり方です。ダイアログや単語単位で覚える“パターンプラクティス”ではなく、沢山の英語絵本を読みネイティブのCDを聞き込み、十分な英語が蓄積され基礎力が築かれるのを待つという方法ですので、成果や上達の速さには個人差があります。

 

 しかし、言葉は全ての人に平等に与えられた能力です。絵本を多く読み、言葉(CD)を沢山聞いた人には必ず、確実に言葉が根付いているはずです。そして、絵本には子供の感性をはぐくむ力と、いつまでも心に残るメッセージがあります。

 

 お母さんと一緒に楽しむ絵本の時間は、人生の宝物です。

 沢山の親子が素敵な絵本に出会うお手伝いができれば、とても幸せです

             

              講師 仲野敦子