安東氏の名字由来
安東左衛門尉藤原常遠が村上天皇御代の(在位期間946年 〜967年)天徳三年巳未(959年)関東下野国にて乱発生した折、 天皇の勅命なしにこれに対処し、夜半に敵陣に討ち入り、夜明け 頃には敵将を討ち取り、その後乱を鎮圧した。その後御所に帰参し、 事の経緯を天皇に報告した際、「東国安泰」から「安東」の名を賜り、 家紋をそれまでの藤原の紋「藤に丸」を替え、「丸に九」の紋を併 せて賜った。 「旭日の出現までの戦功の証」として家紋を授かり、以後、 代々の家紋とした。 尚、安東家では戦のときには「旭日」の旗印を掲げていたという。
醍醐天皇┌─朱雀天皇 藤原超子 ‖──┴─村上天皇 ‖───三条天皇 藤原穏子 ‖──┬─冷泉天皇 藤原安子│ ‖───花山天皇 │ 藤原懐子 └─円融天皇 ‖───一条天皇 藤原詮子